
なぜ「WEBの学校」でワードプレスCMSサイト制作を教えるのか
こんにちは、「WEBの学校」を運営している児玉です。
今日はなぜ私が「ワードプレスCMSサイト制作」を中心とした学びの場を提供しようと思ったのか、その背景や想いについてお話ししたいと思います。
プログラミングとワードプレスの難易度の差に気付いた瞬間
私はエンジニアとして長らくプログラミングを学び、RailsやAWSなど、いわゆる「フルスタック開発」と呼ばれる領域に取り組んできました。実際にサービスをゼロから構築し、本番環境にデプロイして動かすこともできます。振り返れば、ここまでの習得には6年以上という膨大な時間がかかりました。実際にこのWEBの学校も、これらのスキルを組み合わせて稼働しております。
当時の私は「プログラミングさえできれば、なんでも作れる。神のような存在になれる」と本気で信じていました。しかし、現実はそう甘くありませんでした。
確かにプログラミングは強力なスキルです。しかし、その難易度の高さは多くの人を寄せ付けません。そして何より、ビジネスや社会においては、プログラミング力だけで解決できる課題は意外と限られていたのです。
一方で、私はふとしたきっかけから「ワードプレスCMS」を触るようになりました。そこで気付いたのは、プログラミングとワードプレスの難易度の差は天と地ほどあるということです。プログラミングが東大入試なら、ワードプレスは自動車免許試験。習得に必要な労力がまるで違うのです。

ワードプレスの圧倒的なコストパフォーマンス
さらに驚いたのは、そのコストパフォーマンスの高さです。
通常、ホームページ制作を外注すると30万円〜が相場で、さらに月々5,000〜10,000円の保守費用がかかります。ところが、ワードプレスを使えば、自分自身でそれに近いクオリティのサイトを作れてしまう。もちろん最初は少し学習が必要ですが、プログラミングのように何年もかける必要はありません。数週間から数か月の学びで、自分でビジネスを広げるための「資産」を手にできるのです。
私はこの差に大きな衝撃を受けました。
「プログラミングに6年かけた自分の経験は何だったんだろう?」と自嘲気味に思ったくらいです。しかし同時に、だからこそ気付けたこともありました。
「多くの人にとっては、まずワードプレスCMSを身につけることの方が、圧倒的に価値が高い」ということです。

リアルと融合することで初めて広がる世界
さらに大きな発見がありました。
プログラミングを極めると「WEB上で完結するサービス」を作ることはできます。しかし、社会課題の解決やビジネスとしての価値提供は、それだけでは完結しません。結局はリアルと融合し、「どのように周知し、どう販売促進させるか」が重要になります。
例えば、地域の小さなお店が売上を伸ばすには、予約システムや在庫管理のような高度なアプリ開発は必ずしも必要ではありません。むしろ「見やすいホームページ」「問い合わせがスムーズにできる仕組み」「SNSとの連携」など、ワードプレスで十分に実現できることが成果に直結するのです。
つまり、プログラミングができることよりも、実際に人々に情報を届け、行動を促すことの方が、ビジネスとしてのインパクトは大きい。私はここに大きなパラダイムシフトを感じました。

なぜ「WEBの学校」で教えるのか
このような気付きから、私は「WEBの学校」という場を作ろうと決めました。
プログラミングに6年以上費やした私だからこそ、ワードプレスCMSが持つ「効率の良さ」と「実用性の高さ」を強調できます。これは決してプログラミングを否定するものではありません。むしろ両者を比較したからこそ、初学者や個人事業主、スモールビジネスにとって、どちらを優先すべきかが明確になったのです。
「WEBの学校」では、AIを活用しながら制作時間を短縮し、講師である私が最終チェックをして納品するという形をとります。これにより、受講生は安心して実践的な学びを得られますし、最終的には自分で成果物を手にすることができます。単なる知識ではなく、実際に使える資産を得ることができるのです。
最後に
私は長い時間をかけて遠回りしました。
しかしその遠回りがあったからこそ、いま「ワードプレスCMSサイト制作を教えること」の重要性に気付けました。
多くの人が「プログラミング=万能」と思い込み、ハードルの高さに挫折してしまいます。ですが実際には、ワードプレスのような手軽で効果的な手段こそが、ビジネスや個人の価値提供に直結するのです。
「WEBの学校」は、その第一歩をサポートする場所です。
これから一緒に、シンプルだけれど確実に成果につながるWEB制作を学んでいきましょう。
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